立華の京都探訪帖

1200年の都を歴史・文化的視点から楽しむ旅記録 ᝰ✍︎꙳⋆

2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2026年1月まとめ

2026年もあっという間にひと月が経ちました。 今月はどこかで京都に出かけたいと思っていたのですが、残念ながら都合がつきませんでした。 3月に入ると京の冬の旅の開催期間も残りわずかになり、開催ヶ所が混雑し始めるので、なんとか2月のうちに気になって…

祇王寺には祇王、祇女、刀自のお墓がある!

悲恋の尼寺と称される奥嵯峨の祇王寺。 そのゆえんは、平家の栄華と没落が描かれた『平家物語』にあります。 『平家物語』には、祇王という女性が登場します。 祇王は平清盛の寵愛を受けた白拍子ですが、白拍子というのは歌舞を演じる芸人のことです。 最初…

宇治川中洲の塔の島には叡尊が建立した浮島十三重石塔がある!

近くに寄ってみると思いの外、流れの速さに驚かされる宇治川。 かつての宇治橋は、その流れに何度も脅かされてきました。 さてその宇治川中洲にある塔の島には、石造りの十三重塔があることをご存知でしょうか。 現存する石塔の中では最大の約15メートルの高…

60年に一度ひらく扉がある!大覚寺の勅封心経殿特別公開(2018)

大覚寺には60年に一度、戊戌年にだけ公開される場所があります。 心経前殿(御影堂)の北に位置する、勅封心経殿です。 建物自体は法隆寺の夢殿を模して造られたもので、藤井厚二によって大正時代に再建されています。 前回その扉が開いたのは2018年。 60年…

山崎闇斎を祀る下御霊神社の垂加社

古来より京都御所の産土神として崇敬されてきた下御霊神社。 その境内には、垂加社という社があります。 祀られているのは、江戸時代の学者・山崎闇斎です。 山崎闇斎は京都の生まれで一度仏門に入ったものの、還俗し、朱子学を学んだ人です。 のちに儒学や…

大覚寺大沢池エリアにある勤王家・村岡局の碑

大覚寺の大沢池エリアには見どころがたくさんありますが、その一つが「津崎村岡碑」です。 大沢池エリアの入口・大沢門を入ってすぐの右手にあります。 津崎村岡というのは、幕末の勤王家・津崎矩子のことです。 尊王家の公家である近衛忠煕に仕えた人でもあ…

京都御苑内の白雲神社には「御所のへそ石」がある!

「京のへそ石」と言えば六角堂が有名ですが、京都御苑内にも同じく「御所のへそ石」と呼ばれるものがあります。 場所は白雲神社です。 白雲神社は西園寺家の屋敷跡にある神社です。 へそ石があるのは本殿の裏手なので、見逃してしまっている方も多いかもしれ…

源氏物語ゆかりの地(三室戸寺編)

宇治は『源氏物語』の最終章、宇治十帖の舞台です。 宇治にある三室戸寺もゆかりの地の一つで、「宇治十帖の古跡」があります。 「浮舟の古跡」です。 宇治十帖には3人のヒロインが登場しますが、浮舟はそのうちの一人です。 宇治十帖の前半「橋姫」から「早…

三室戸寺には親鸞聖人の父・日野有範の墓がある?

近年は特に紫陽花の名所として有名な宇治の三室戸寺。 その境内にはあの親鸞聖人のご家族のお墓があると言われています。 親鸞聖人の父・日野有範のお墓です。 親鸞聖人は現在の京都市伏見区日野の生まれで、法界寺や日野誕生院がある近辺にて、父・日野有範…

花手水ブームは落ち着きつつある?そもそも花手水とは?

フォトジェニックな要素として、今では神社仏閣に拝観客を呼ぶための要素の一つにもなっている花手水。 一時期の大ブームに比べると、既にその勢いは落ち着いている印象があります。 私が京都旅行の際によく花手水を目にするようになったのは、コロナ禍以降…

『枕草子』「青ざし」の場面を思わせる!然花抄院の藤原定子碑建立を祝したお菓子

先日、一昨年できたばかりの藤原定子の二条宮碑建立について投稿しました。 \記事はこちら!/ そちらを記念したメニューが、お隣の茶寮・然花抄院に登場しています。 \然花抄院についてはこちらの記事をどうぞ!/ 藤原定子碑建立記念「花蝶歌」(440円)…

『小右記』で有名な藤原実資の邸宅・小野宮第跡にも顕彰碑が!

昨日の投稿で、2024年に建立された藤原定子の二条宮顕彰碑について投稿しました。 続く2025年にはすぐ近くにまた別の顕彰碑ができたということで、あわせて見に行ってきました。 藤原実資の小野宮第跡です。 藤原実資といえば『小右記』。 賢人右府と称され…

祝!藤原定子の住んだ二条宮跡に顕彰碑が建立!

大河ドラマ『光る君へ』が放送されていた2024年の後半。 平安時代に関する顕彰碑がまた一つ建てられたということで、今更ですが見に行ってきました。 一条天皇の皇后・藤原定子の住んだ邸宅「二条宮」跡を示す石碑です。 場所は室町通り沿い、先日もご紹介し…

京都新聞2025年12月気になる記事まとめ

2026年、明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 早速ですが12月分の気になる記事をリストアップしました。 今年も京都の時事にしっかり対応していきたいと思います。 12月4日 12月5日 12月12日 12月19日 12月23日 12月24…