以下の記事の続き、京都モダン建築祭について最後の投稿です。
最後は御所西エリアです。
こちらは時間がなく、巡ることが出来たのは以下の2箇所でした。
- 平安女学院大学
- 聖アグネス教会
1.平安女学院大学
特別公開は、明治館と室町館でした。
土曜日に訪れたこともあり、大混雑していたので写真は外観のみ撮りました。
基本は自由見学でしたが、学生さんによる案内もあったようです。
立ち止まって撮影されている方も大変多く、ゆっくり見学する雰囲気ではなかったので、またいつかのんびり見学出来る機会があったら嬉しいなと思っています。
2.聖アグネス教会
竣工年:1898(明治31)年
設計:ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー
通常は信者や礼拝への参加のみが利用できる、聖堂内が特別公開されました。
こちらの会場も平安女学院大学学生の案内付きのツアーもあったようです。
煉瓦造りの聖堂として歴史的にも貴重な建築です。
一般的な教会としてだけではなく、平安女学院の礼拝堂としても利用されています。
御所西エリアは他にも京都府庁旧本館、京都市考古資料館(旧西陣織物館)なども公開されました。
私が見学した2ヶ所のすぐ近くには、元大丸百貨店主の下村家の旧宅があります。
ヴォーリズ建築のこちらは大丸ヴィラと呼ばれているのですが、こちらは事前に抽選があり、当選した方のみがツアーにて見学出来る仕組みでした。
かなりの人気で倍率も高かったようなので、また近いうちに次の機会があるのではないかと期待しています。
さいごに
以上、3回に分けてエリア毎にレポートをお届けしました。
京都に限らず、最近は近代建築の人気がかなり高まっているように感じられます。
あまり建築には詳しくないのですが、京都検定の繋がりで、現地に足を運びつつ京都の建築を少しずつ勉強してはいるので、なかなか内部公開が無いような貴重な建築にお目に掛かる機会が、今後増えてくれることを密かに願っています。