以前、京都御所の鬼門についてご紹介しました。
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猿ヶ辻は、都の中心である御所を守る鬼門封じです。
しかしながら御所だけでなく、都全体を守るためとして、御所を始点としたその北東には4重の鬼門封じがなされています。
以前ご紹介した猿が辻はその内の一つですが、今日はもう一つ、京都御苑のすぐそばにある鬼門封じについてご紹介したいと思います。
幸神社と書いて「さいのかみのやしろ」
創建は平安遷都の頃で、当時は広大な敷地を有していたそうです。
今はこじんまりとして感じられる境内ですが、入口には立派な鳥居がそびえ立っており、やはり歴史ある神社ゆえの神聖さを感じました。

かつてこの辺りは出雲氏が住んでいたそうで、幸神社は氏神でもあったそうです。
石柱にも出雲の文字が見受けられました。

鬼門といえば、猿です。
本殿の左側には木彫りのお猿さんがいらっしゃるので、格子越しにそのお姿を拝見出来ます。
本殿のまわりはぐるっと一周できるようになっていて、右側には「おせきさん」の名で知らしまれる石神様が鎮座されています。
言うまでもありませんが、おせきさんは神様です。
むやみに近寄って触ったりなさらぬよう。
せっかく厄除けの神社でお参りしたというのに、祟りが起きたら大変ですから。
さいごに
4重もの厳重な鬼門封じは、平安京に遷都した桓武天皇が抱えていたであろう強い恐怖心が表れているようにも感じられます。
そこまでして彼が本当に守りたかったのは、平安京そのものか、それとも自分自身か、一体どちらだったのでしょうか。
一般的には都を守るためと言われていますが、その実は、自分自身が、自分を恨んでいるであろう特定の怨念から逃れるためだったのではないかと勘繰ってしまうところではあります。
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