交通量の多い御池通に面していながら、高倉通の角にひっそりと佇む神社があります。


元々は、御池堺町西南角御所八幡町にあったそうですが、京都市内の人間ではない私にはそれがどこなのかピンと来ません。
というわけで調べてみると、御池通を挟んで向かい側のもう少し東にあったようです。
すぐ近くでした。
太平洋戦争中に現在の場所に移動したとのことです。

境内には、びっしりと文字が書かれた略誌が飾られていました。
御所八幡宮の名前の由来は、足利尊氏が自分の邸宅内(御所内)に、この神社(八幡神)を勧請したことからだそう。

安産のご利益があり、「虫八幡」で有名な三宅八幡宮と並び、かんの虫封じも有名で、幼児の守り神でもあります。
私の参拝中には、地元の方が何人も手を合わせに来ておられました。
さいごに
創建当時は、尊氏公の御所内にあったこともあり、立派な社殿があったりと境内も大きかったようです。
境内に残る灯籠と狛犬は、当時の名残だとか。

こじんまりとした境内ですが、末社がたくさんあるので、見どころも多いのではないかと思います。
夜になると灯籠がライトアップされるため、観光客に人気のスポットでもあるそうです。
機会があれば、私も夜にまた、出掛けてみようかと思います。
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