平等院にある建物は和様(日本固有の様式)が多いですが、唯一、塔頭の浄土院に禅宗様の建築物があります。

羅漢堂です。
建立は江戸時代の寛永17年(1640年)。
毎年今の時期のみ開扉され、内部を見学することができます。
今年の開扉期間は3/24(月)~6月上旬です。
調べてみると以前は完全非公開だったようなのですが、修復が行なわれてからは毎年この時期に公開されるようになったようです。

江戸幕府御用達だった地元茶師の星野道斎とその息子を中心に建立。
宇治の茶師たちが、お茶にまつわる自分たちの先祖を追善し、宇治茶の発展を願って建てたそうです。
小窓から中を覗く形式でした。
現地を訪れた日がかなりの晴天で、小窓に使われている素材に光が反射して正直あまりよく見えなかったのですが、内部には十六羅漢が配置されています。
本尊の宝冠釈迦如来坐像はよく見えました。
2007年に修繕があり、初公開。
2014年には浄土院開創である栄久上人の500回忌に合わせ、創建以来初めて、堂内の補彩などの修復がなされたそうです。
そのおかげもあってか、鮮やかな色彩を楽しむことができました。
天井龍の姿も拝むこともできます。
文化財保護のため、梅雨入り前には閉扉されてしまいますので、気になる方はお早めにお出かけください。
\いつも応援ありがとうございます!/