前祭が終了し、後祭の宵々々山が始まっている京都市内ですが、前祭の鉾の一つでもある菊水鉾には、ゆかりの場所があります。

菊水の井跡です。
数年前の京都検定一級の問題にも出題がありました。
町内に古くから存在し、菊水鉾の名前の由縁にもなっている井戸で、茶人として有名な千利休の師・武野紹鴎が愛した井戸としても有名です。
またこの地は武野紹鴎の邸宅跡であるともいわれ、菊水の井跡の隣にはそれを示す石碑が建てられています。
武野紹鴎は堺の豪商であったため、京都の生まれではありませんが、24歳で上洛し、36歳で堺に戻るまで、この地に住んだそうです。
どうやら菊水の井が気に入ったがゆえにこの地に邸を構えたようですが、一流の茶人が溺愛したという井戸の水は、一体どのような味がしたのでしょうか。
現在は菊水の井「跡」であるため、水を汲み上げることはできませんが、千利休の師がこよなく愛したという井戸の水なら、ぜひとも飲んでみたいと思ってしまいますね。
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