さて10月も終わりです。
どこにも出掛けていないので、日本全国の紅葉の色付きがどの程度進んでいるか不明ですが、栃木・日光のいろは坂などは既に見頃だそうです。
栃木といえば日光東照宮。
そろそろ次の京都検定に向けて、徳川家康関連、江戸幕府関連の場所はしっかりと押さえておくべき時期が来ています。
去年の試験に既に出てはいるのでどの程度出る可能性があるかはわかりませんが、今後に向けて知識を蓄えておくにも良いタイミングだと言えるでしょう。
10月は京都には行けなかったので今月の京都について書くことは特に無いのですが、行けなかった分見逃してしまったイベントなどがいくつかあるので、それらを書いておこうと思います。
東寺・真言宗立教開宗1200年記念特別拝観
10/9(月・祝)より本日10/31(火)まで、東寺では「東寺のすべて」という特別拝観が行われていました。
こちらは毎年秋に行われる秋季特別公開とは別物です。
西寺とともに平安京の二大官寺であった東寺が、嵯峨天皇から空海に託されたのは823年のことだそうです。
今からちょうど1200年前ということになりますが、1200年前には既に現在地に東寺があったとは、改めて考えてみると凄いことですよね。
個人的に今回のこの特別公開で外せないと思っていたのは、通常非公開の灌頂院が公開されたことです。
灌頂院は、御七日御修法や伝法灌頂などが行われる神聖な場所です。
簡単にいうと真言宗における大切な儀式が行われる場なのですが、この灌頂院が公開されるのは1月の一週間程度と4月の決められた日のみ。
新しく奉納される曼荼羅の展示会場として使われるようなので、どの程度まで内部の公開があるのかはわかりませんが、参加できなかったことは非常に悔やまれます。
第8回京都浄土宗寺院特別大公開
第8回ということでまだまだ最近始まったばかりの特別公開ですが、今月は京都府内の浄土宗寺院の特別公開もありました。
公開期間は10/1(日)から10/29(日)まで。
京都市内には浄土宗の京都4ヶ本山があり、総本山である知恩院、大本山である金戒光明寺や百万遍知恩寺、清浄華院を始めとして、数々の浄土宗寺院が寺宝を公開されたようです。
去年も参加出来なかったので、今年こそはと思っていたのですが都合が付かず、今年も断念しました。
時間のある時に他の方の拝観記録を拝見し、勉強させていただこうと思います。
さいごに
11月の京都は盛り沢山です。
観たいものもやりたいことも数えきれないほどあります。
毎週末さまざまな場所でイベントや行事が行われるため、観光客にとってはどの週を選んで京都を訪れるか、究極の選択を強いられる時期でもあります。
こういう時にはいつも、時々お見掛けする「京都が好き過ぎて移住しました!」という方々が圧倒的勝利者だなと思ってしまいます。
限られた日数の中ではどの公共交通機関を使って、どのようなルートで、そしてどのような日程で京都を観光するのか試されるわけですが、日中は暖かいとは言え、ライトアップなどが行われる夜や早朝は冷え込みますので、体調管理には十分気を付けたいところですね。