寺院
織田信長の弟・織田有楽斎ゆかりの正伝永源院で、つつじが見頃を迎えています。 正伝永源院については以下をどうぞ。 正伝永源院は建仁寺の塔頭寺院です。 通常は非公開の寺院で、毎年春と秋に特別公開があります。 以下、写真は昨年のものです。 つつじが楽…
季節外れの暖かさが続き、初夏のような陽気で、あっという間に桜が散ってしまいましたが、もう少しだけ過去のお花見を振り返ります。 今日は真如堂です。 真如堂とは? 正式名称は真正極楽寺。 正真正銘の極楽の地、という意味を込めて名付けられたお寺です…
昨日、新選組ゆかりの地の桜についてお届けしましたが、今日も引き続き新選組関連の場所の桜をご紹介します。 金戒光明寺です。 京都守護職の本陣・金戒光明寺 新選組のボスである松平容保は京都守護職の任に就いていました。 その本陣がこの金戒光明寺です…
新選組の歴史の中でも重要な日の一つである文久3年2月23日。 新暦の4月10日にあたります。 この日は、のちに新選組と名乗る浪士組が入京した日。 つまり彼らは桜の季節に江戸から京にやってきたわけです。 入京後、彼らは壬生に拠点を置きました。 新…
引き続き、今日も過去のお花見を振り返ってみたいと思います。 今回は嵐山・嵯峨野エリアです。 嵯峨野の桜の名所の一つ、二尊院 各所の桜は既に散ってはいるものの、これから見頃になる品種もあるようです。 過去に訪れた時には、総門横の桜も綺麗でした。 …
退蔵院は、妙心寺の塔頭寺院です。 そのほとんどが非公開ですが、通年公開されている数少ない塔頭の中でも桜の名所として知られるのが、この退蔵院です。 公式サイトによると、退蔵院の桜も散り始めてはいるものの、まだ楽しめるようです。 有名な余香苑のし…
市街地から少し離れた場所にある宝ヶ池エリア。 バスや地下鉄が通っているので決して不便ではないものの、市街地外というだけで拝観客は少なめ。 そのおかげでかなりゆっくり拝観できる妙満寺の桜を、今日はご紹介したいと思います。 雪月花の三名苑の一つ・…
市内の桜は見頃が過ぎ、嵯峨野・嵐山エリアでも散り始めているところが大半。 そんな中でも大覚寺は、まだ見頃の場所があるようですね。 境内のどこでもお花見ができる大覚寺 大覚寺は一般拝観エリアが広いこともあり、境内の至るところでお花見ができます。…
本日伏見にある醍醐寺では、豊太閤花見行列が行われました。 豊太閤花見行列とは、豊臣秀吉が行った醍醐の花見にならい、毎年4月の第2日曜日に醍醐寺で行われている恒例行事です。 今年は桜の開花が遅かったので、ここ数年の中では一番桜が楽しめる花見行…
前回の京の冬の旅の続きです。 東山エリアには何度も出掛けたことがありますが、相国寺に続き、泉涌寺には今回が初めて足を運びました。 バス停から距離があるのでつい足が遠のいてしまっていました。 当日は生憎の雨模様だったので、空いているかと思いきや…
前回の京の冬の旅の続きです。 大徳寺法堂・仏殿 大徳寺の仏殿は、昨年の春、初めて一般の立入りを解禁した重要文化財です。 昨年の特別公開の際には参加できなかったので、今回の拝観を楽しみにしていました。 以下は法堂です。 法堂の天井には、狩野探幽が…
前回の京の冬の旅の続きです。 今回は相国寺塔頭の特別公開について投稿します。 訪れたのは平日でしたが、3月は大学の春休み期間中であることもあり、同志社の敷地内は静かでした。 てっきり法堂の特別公開も行われていると思っていたのですが、残念ながら…
前回の京の冬の旅の続きです。 園林堂 東本願寺の飛火境内地にある渉成園、別名・枳殻邸。 朝イチで出掛けましたが人は多かったです。 園林堂へは閬風亭の中を通っていきました。 下記は閬風亭の大玄関です。 閬風亭は、明治天皇が御休息された場所としても…
今日たまたま平等院の公式ホームページを見ていたら、気になるお知らせを見つけました。 平等院の観音堂は老朽化のため20年近く非公開だったそうで、今回の工事は102年振りに行われるものだとのこと。 工事予定期間は今年の5月中旬から、令和8年まで…
京都には何かしらの発祥の地がたくさんあります。 さすが1200年以上の間、都としてこの国の文化を創り上げてきただけあるといえるでしょう。 京都がなぜいちばんなのか (ちくま新書) [ 島田 裕巳 ]価格:880円(税込、送料無料) (2024/3/24時点) つま…
先日、藤原定家に関する書籍を読んだ感想を投稿しました。 定家は「小倉百人一首」を編纂したことでも有名な人物ですが、彼がそれを行ったのは嵯峨の山荘だといわれています。 (ただし最近は研究が進み、百人一首を編纂したのは実は定家でないという意見も…
豊臣秀吉とその正妻ねねにゆかりのある高台寺では、年に何度かお茶会が開かれています。 その中でも一年の始めとなるのが「冬の夜の茶会 夜咄」です。 今年も1/12〜3/3の期間で開催されました。 本当はその期間中に自分の過去の体験を紹介したかった…
昨日に引き続き、今日も知恩院に関する投稿です。 2023年冬の京都検定1級の試験では、知恩院の方丈庭園の作庭をした人物を問う問題が出題されました。 京都検定問題と解説(第20回・21回) 20回3級全100問 21回1級・2級・3級全26 [ 京都新聞出版センタ…
本日1月7日より、2024年の大河ドラマ『光る君へ』が放送されますね。 昨年の大河ドラマ『どうする家康』の主人公は徳川家康でした。 徳川家康と言えば江戸というイメージが強いですが、京都にもゆかりの場所はたくさんあります。 二条城や伏見城を挙げ…
昨日の紅葉に続きまして、本日も宝筐院についての投稿をお届けします。 小楠公の菩提寺・宝筐院 境内奥で静かに眠る足利義詮と楠木正行 この地に義詮と正行の墓が残っているのは北垣国道のおかげ さいごに 小楠公の菩提寺・宝筐院 宝筐院の魅力は訪れる人に…
宝筐院は嵯峨野にある臨済宗の単立寺院です。 今年は室町幕府滅亡450年ということで、足利将軍に関係のある寺社について学んでいたのですが、この宝筐院もとある足利将軍と関わりがあります。 そしてなんとこの宝筐院、先日の京都検定1級の問題にも出題…
昨日の「油小路の変」に続きまして、今日も御陵衛士に関する内容をお届けします。 新選組に入隊ののち枝分かれした御陵衛士たちは、その後なかなか屯所が定まりませんでした。 いくつかの場所を転々としたあと、ようやく東山に居を定めることになります。 そ…
11月には池田屋事件に並び、新選組ファンにとって特別な日があります。 そう、本日11月18日は「油小路の変」が起こった日です。 油小路の変とは? 池田屋事件や禁門の変を経て活躍を見せた壬生浪士組(新選組)は、隊士の数を増やすべく、江戸などで募…
今年の大河ドラマ『どうする家康』では、北川景子さん演じる淀殿が話題ですね。 私は大河ドラマを観ていないので、北川景子さんの熱演振りは存じ上げないのですが、史実上でもやはり淀殿にはあまり良い印象を持っていません。 嫌いというわけではないのです…
人気の観光地、京都:宇治。 宇治と言えば、まず平等院でしょうか。 JR宇治駅からも、京阪の宇治駅からも多くの人が平等院へと向かっていきますよね。 そして宇治茶も人気です。 駅の近くや平等院の参道エリアには、抹茶を使った蕎麦やスイーツなど、今時…
皆さまご無沙汰しております。 あっという間に9月も半分が過ぎ、気が付いたら久々の投稿になってしまいました。 さて今回は新選組に関する投稿です。 2023年は新選組結成160年を記念して、新選組ゆかりの地ではさまざまな企画が行われています。 京…
新選組ゆかりの地の一つである壬生寺では、毎年7月16日を池田屋騒動の日と定め、新選組隊士たちの慰霊を供養するお祭りが行われます。 池田屋騒動の日に供養が行われるものの、慰霊を行うのは池田屋騒動での犠牲者だけではありません。 池田屋騒動におけ…
今回は明智光秀ゆかりの地についての第二弾です。 (第一弾は以下をどうぞ) さて、みなさんにとっての明智光秀ゆかりの地といえばどちらでしょうか? 個人的には、丹波平定の際に拠点となった、丹波亀山城跡のある亀山市のイメージが強いです。 そんな丹波…
蓮の花と言えばお寺に咲いている花、というイメージがあります。 蓮の花の上に座した仏像も多く存在しますよね。 しかしそんな蓮の花も一年中咲いているわけではありません。 見頃になるのは梅雨明け以降。 それゆえお盆にも使われることが多い花です。 今ま…
東山七条にある智積院。 すぐ近くには京都国立博物館や、修学旅行生にもお馴染みに三十三間堂があります。 今年2023年4月4日、この智積院に宝物館がオープンしました。 弘法大師空海生誕1250年を記念して作られたのが宝物館 入口は一つ。 チケット…