寺院
悲恋の尼寺と称される奥嵯峨の祇王寺。 そのゆえんは、平家の栄華と没落が描かれた『平家物語』にあります。 『平家物語』には、祇王という女性が登場します。 祇王は平清盛の寵愛を受けた白拍子ですが、白拍子というのは歌舞を演じる芸人のことです。 最初…
大覚寺には60年に一度、戊戌年にだけ公開される場所があります。 心経前殿(御影堂)の北に位置する、勅封心経殿です。 建物自体は法隆寺の夢殿を模して造られたもので、藤井厚二によって大正時代に再建されています。 前回その扉が開いたのは2018年。 60年…
大覚寺の大沢池エリアには見どころがたくさんありますが、その一つが「津崎村岡碑」です。 大沢池エリアの入口・大沢門を入ってすぐの右手にあります。 津崎村岡というのは、幕末の勤王家・津崎矩子のことです。 尊王家の公家である近衛忠煕に仕えた人でもあ…
宇治は『源氏物語』の最終章、宇治十帖の舞台です。 宇治にある三室戸寺もゆかりの地の一つで、「宇治十帖の古跡」があります。 「浮舟の古跡」です。 宇治十帖には3人のヒロインが登場しますが、浮舟はそのうちの一人です。 宇治十帖の前半「橋姫」から「早…
近年は特に紫陽花の名所として有名な宇治の三室戸寺。 その境内にはあの親鸞聖人のご家族のお墓があると言われています。 親鸞聖人の父・日野有範のお墓です。 親鸞聖人は現在の京都市伏見区日野の生まれで、法界寺や日野誕生院がある近辺にて、父・日野有範…
江戸時代建立で嵯峨野の顔ともいわれる仁王門が、青空に映える清凉寺。 清凉寺はみどころがたくさんある寺院ですが、最近気が付いたことがあります。 境内に吉井勇の歌碑があることです。 阿弥陀堂の奥にある庭地に二つの歌碑があり、そのうちの一つに吉井の…
京都御苑の北東、つまり同志社大学の東側には、かつて相国寺の七重の塔があったといわれています。 建立したのは足利将軍3代義満です。 現在、相国寺はこの地よりもう少し北西に存在していますが、こちらには住宅街が広がっており、それもあって発掘調査は進…
今秋、初めて渉成園のライトアップに行ってみました。 お邪魔したのは19時半頃でしたが、かなり空いていました。 他にも人は何組かいたのですが、園内が広いので感覚的にはほぼ貸切のような状態でした。 ライトアップされた印月池の景色はとても美しかったで…
豊臣家の一員・豊臣秀次ゆかりの瑞泉寺。 少し前にご紹介しました。 \瑞泉寺に関する投稿はこちら!/ 知名度の高さゆえ、つい豊臣家ゆかりであることにばかり着目してしまっていたのですが、瑞泉寺は岩瀬忠震という人物にゆかりの地でもあります。 岩瀬忠…
今年初めて永観堂の塔頭にお邪魔してきました。 総門のすぐ左側にあるお寺・智福院です。 そもそも永観堂に塔頭があることを知らなかったのですが、京都新聞の記事を読んでいて初めてその存在を知りました。 智福院は普段は非公開の寺院で、秋のみ特別に公開…
初めて紅葉の時期にお邪魔してきました。 前回の参拝は今年のかぼちゃ供養だったので、比較的短い間隔でお邪魔させていただきました。 \かぼちゃ供養についての投稿はこちら!/ 多くの拝観者がいましたが、人の流れは良さそうでした。 ハートが可愛いです…
最後に天龍寺です。 天龍寺は私がお邪魔した際の紅葉は、拝観料必須エリアよりも参道エリアの方が見事でした。 11月末のことでしたが、写真で振り返ってみるとかなり綺麗です。 曹源池庭園エリアも少し紅葉していました。 真っ赤になることはなさそうですが…
続いて醍醐寺です。 醍醐寺は桜の名所でありますが、紅葉についてはそこまでではないのかな?と感じています。 たまたま私がお邪魔したときにはまだ見頃ではなかったのかもしれません。 国宝の唐門のあたりは綺麗でした。 三宝院庭園はまだまだでした。 苔と…
続いて随心院です。 随心院の紅葉は2度ほど見に出掛けたことがあります。 境内の至る所で楽しめますが、やはり見応えがあるのは本堂周辺でしょうか。 晴れの日、曇りの日、そして夜のライトアップでそれぞれ異なる表情が楽しめます。 今年はライトアップは開…
つづいて今年の秋の「そうだ 京都、行こう。」のCMにも使われている東福寺です。 東福寺もやはり今年も混んでいるようですね。 いつもより見やすい!空いている!という意見も見受けられましたが、天候や時間帯にもよるのではないかと思っています…。 とはい…
嵐山・嵯峨野エリアの紅葉で一番おすすめしたいのは、やはり祇王寺です。 祇王寺はとにかく紅葉の絨毯が素晴らしい。 管理されている方々の細やかなお手入れがあるからこその美しさです。 拝観時間に作業されている場合もあるので、邪魔にならないようにマナ…
続いて、悟りの窓で有名な鷹峯の源光庵です。 2014年に「そうだ 京都、行こう。」のCMのロケ地になったからなのか、私がお邪魔した2016年には源光庵の紅葉はとても話題でした。 外だけを見ると観光客は多くはないです。 人が多いのは、やはり「悟りの窓」「…
続いて二尊院です。 二尊院といえば、紅葉の馬場。 ドラマや映画のロケ地としてもお馴染みの場所です。 二尊院はどこの場所も満遍なく紅葉が楽しめると思います。 二尊がお祀りされている本堂です。 本堂から眺める紅葉も格別ですよ。 二尊院に関係のある、…
大覚寺の紅葉もおすすめです。 大覚寺も昼間1回、夜のライトアップに1回お邪魔しました。 大覚寺は門をくぐる前から紅葉が楽しめます。 11月は嵯峨菊展も行なわれているので、そちらもあわせて楽しめますよ。 宸殿周辺の紅葉も美しいです。 御影堂の裏手から…
一週間ほど前から国内旅行が話題になっていますね。 京都の紅葉もちょうど見頃になっているところが多いようです。 そういえば過去のお花見記録については投稿していますが、紅葉についてはまとめていなかったので、これを機会にまとめておこうかと思います…
今年の夏に初めて法金剛院にお邪魔しました。 京都検定にも頻出の寺院なのでもっと早めに出掛けるべきだったのですが、今更になってしまいました。 法金剛院で有名なのは、蓮の花や国宝の御本尊で院覚作でもある丈六の阿弥陀如来像、そして極楽浄土を模した…
瑞泉寺は、角倉了以が豊臣秀次とその一族の菩提を弔うために建立したお寺です。 豊臣秀次は秀吉の姉の子で、秀吉の養子となり、関白職と聚楽第を譲られた人です。 しかしながらそれはその時点で秀吉に子がおらず、跡取りを秀次にと考えていたからであって、…
大徳寺塔頭の真珠庵は通常非公開の寺院ですが、数年に一度特別公開があります。 大河ドラマの影響もあって、一昨年ぐらいから源氏物語・紫式部関連の場所を巡ってはいるのですが、常時見学できるわけではない場所もいくつかあります。 その一つが真珠庵にあ…
安楽寺は法然の弟子である、住蓮・安楽が開いた念仏道場(鹿ヶ谷草庵)に始まるお寺です。 今年の夏、初めて鹿ヶ谷かぼちゃ供養に参加した際に初めて現地を訪れました。 初参加の行事に気を取られ過ぎて見逃しそうになったのですが、安楽寺には見ておくべき…
大徳寺の山門(三門)は、東福寺に次いで二番目に古いといわれています。 その名も「金毛閣」。 応仁の乱で焼け落ちてしまったため、現在の門はその後に再建されたものです。 一般的に建造物は一度にまとめて作られるものだと思いますが、金毛閣の場合は上層…
夏のそう京CMのロケ地になった妙心寺塔頭天球院。 通常非公開の寺院ですが、今夏、JR東海の旅先予約から期間限定の特別拝観プランが登場したため、現地へお邪魔することができました。 \詳細はこちら!/ ガイドツアー付きのプランと自由拝観のプランがあり…
まずは渉成園の燕申堂です。 今までは一般公開をしたことがないとのことで、今回が初めてだったそうです。 燕申堂は退隠した東本願寺の門首の隠居所(住居)でした。 蛤御門の変で焼け落ちてしまったため、明治23年に21代宗主・厳如の隠居所として再建されて…
引き続き、清凉寺に関する投稿です。 清凉寺といえば、光源氏のモデルの一人である源融の山荘跡であることが有名ですね。 今は清凉寺・嵯峨釈迦堂という名で呼ばれていますが、元々こちらには棲霞寺というお寺がありました。 源融の別荘である棲霞観に阿弥陀…
本日も清凉寺についての投稿です。 \昨日の投稿はこちら!/ 昨日ご紹介した嵯峨天皇・檀林皇后の宝塔のすぐ隣には、別の囲われたエリアがあり、中央には石塔が佇んでいます。 清凉寺の開山である奝然上人のお墓です。 奝然上人は平安時代中期の僧で、もと…
広い境内を持つ清凉寺。 見どころがたくさんありますが、個人的に気になったのが、本堂に向かって左手に建つ宝篋印塔です。 事前情報が無かったので現地では何気なく拝見してきたのですが、実は嵯峨天皇と檀林皇后(橘嘉智子)の宝塔だったようです。 右側は…