立華の京都探訪帖

1200年の都を歴史・文化的視点から楽しむ旅記録 ᝰ✍︎꙳⋆

過去のお花見記録(醍醐寺編)

 

本日伏見にある醍醐寺では、豊太閤花見行列が行われました。

豊太閤花見行列とは、豊臣秀吉が行った醍醐の花見にならい、毎年4月の第2日曜日に醍醐寺で行われている恒例行事です。

 

今年は桜の開花が遅かったので、ここ数年の中では一番桜が楽しめる花見行列になったのかもしれません。

 

私は残念ながら今年も京都の桜を見に行くことができなかったので、一昨年醍醐寺で花見をした際のことを振り返ってみたいと思います。

 

そうだ京都、行こう。の早朝特別拝観

桜のシーズンは混雑必至の醍醐寺

一昨年初めて醍醐寺の桜鑑賞に出かけましたが、「そうだ京都、行こう。」の特別プランを利用し、一般拝観時間の前にお花見をしてきました。

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特別プランは今年も行われたようで、今年は3月の最後の一週間に行われたようです。

特別プランなので一般の拝観料より高めなのですが、それでもかなりの人が利用されており、受付の西大門(仁王門)前には入場待ちの行列ができていました。

上の写真は一般拝観の方が入場された後の、落ち着いた頃の様子です。

当日は天候が悪かったので、一般拝観を待っている方は少なかったようでした。

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境内には、豊臣秀吉の家紋・五七桐が散りばめられた幕が張られていました。

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奥に見えるのが国宝の五重塔です。

満開には少し早かったのですが、十分綺麗でした。

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背景が青空であったならば、より桜が綺麗に見えただろうなと思います。

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お馴染みの弁天堂を臨む景色です。

ここからの風景は紅葉の季節も美しいですが、桜の季節も良かったです。

池に映える赤がまた優美でした。

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私が訪れた時には、金堂の東に咲く桜が一番綺麗でした。

伽藍各所には、しだれ桜・ソメイヨシノオオシマザクラ・八重桜などのさまざまな品種が咲いているので、場所によって見頃の時期は変わるようですね。

 

さいごに

霊宝館前の石畳の桜も美しいそうですが、私が訪れた時には時間がなくそちらは見逃してしまいました。

来年以降にまた観に行ってみようとおもいます。