神社
古来より京都御所の産土神として崇敬されてきた下御霊神社。 その境内には、垂加社という社があります。 祀られているのは、江戸時代の学者・山崎闇斎です。 山崎闇斎は京都の生まれで一度仏門に入ったものの、還俗し、朱子学を学んだ人です。 のちに儒学や…
「京のへそ石」と言えば六角堂が有名ですが、京都御苑内にも同じく「御所のへそ石」と呼ばれるものがあります。 場所は白雲神社です。 白雲神社は西園寺家の屋敷跡にある神社です。 へそ石があるのは本殿の裏手なので、見逃してしまっている方も多いかもしれ…
京都検定頻出の大豊神社に初めて行って来ました。 大豊神社があるのは左京区、哲学の道のすぐ近くにあります。 鹿ケ谷、南禅寺一帯の氏神様でもあるそうです。 創建当初は椿ヶ峰天神と呼ばれており、すぐ背後にある椿ヶ峰の山の中にありました。 さて大豊神…
動物を祀る神社は多くありますが、水蛇を神の使者として祀る珍しい神社があります。 瀧尾神社の境内にある、三嶋神社です。 水蛇ということですが、10月に鰻放生大祭というお祭りがあるので、水蛇=「鰻」と考えて良さそうです。 当社の起こりは、後白河天皇…
以前、松原通を散策していた際に発見したのが亀山稲荷神社です。 建物の狭間に参道があるので、前だけを見て颯爽と歩いていると見逃しそうな場所にあります。 亀山稲荷神社は、丹波国亀山藩の京都松原邸の鎮守社として祀られていたそうです。 つまりこの地は…
京都国立博物館の隣にある、豊臣秀吉を祀る豊国神社。 今夏、併設する宝物館が100周年を迎える記念として特別展が開催されました。 昨年も「北政所おね様没後400年」を記念した宝物の特別公開があったものの、参加できず終いでした。 調べてみると2023年や20…
前回に続き、高松神明神社についての投稿です。 \前回の投稿はこちら!/ 高松神明神社は、平安時代を生きた源高明の御殿で、その娘であり藤原道長の妻としても有名な源明子が住んだ場所の跡地として有名な神社です。 大河ドラマ「光る君へ」が放送されたこ…
先日、ずっと行ってみたかった高松神明神社にようやく出掛けて来ました。 現在、高松神明神社のある辺りは、元々高松殿があった場所です。 高松殿とは安和の変で失脚した源高明の御殿で、のちに娘の明子(藤原道長の妻)が住んだ屋敷です。 前から気にはなっ…
京都検定的定番の名所に、先日ようやく出掛けて来ました。 五條天神宮です。 長岡京からの平安遷都の際に、桓武天皇に命ぜられた空海が、大和の国から天神を勧請したことがその始まりだそうです。 洛中では最古の社だともいわれています。 現在でこそ住宅街…
前回の記事に関連した内容です。 \前回の記事はこちら!/ 烏丸通を挟んで俊成社の西側のエリアには、新玉津島神社という名前の社があります。 現地の説明書きによると、この辺りも藤原俊成の邸宅跡にあたる場所だとか。 この神社は、後鳥羽天皇の勅により…
インバウンド需要の影響もあって、最近は新しいホテルが続々とオープンしています。 逆に閉店してしまうホテルもあるのですが、その一つが烏丸通に面し、先月末でクローズされたホテル・京都・ベース 四条烏丸です。 そのホテルの同じ敷地内にあるのが、藤原…
いよいよ紫陽花の季節です。 今年は京都に紫陽花鑑賞に出掛ける予定はありませんが、昨年投稿した過去の紫陽花鑑賞記録にまだ未投稿のものがあったので、今更ながら投稿しておきたいと思います。 今回お届けするのは、伏見区にある藤森神社です。 藤森神社に…
京都には豊臣秀吉ゆかりの場所がいくつかありますが、その中でも近年、若い世代に人気なのが東山エリアにある豊国神社です。 近年の刀剣ブームにより、「名物骨喰藤四郎」の名を聞けば、ご存知の方も多いかもしれませんね。 豊国神社は、その「骨喰藤四郎」…
昨年は辰年ということで、話題になっていた寺社の一つが、JR・京阪東福寺駅の近くにある瀧尾神社です。 本当は去年訪れるつもりだったのですが、やはり混んでいるようだったので先日ようやく出掛けて来ました。 元々は「武鶏社」という名前で、『源平盛衰記…
交通量の多い御池通に面していながら、高倉通の角にひっそりと佇む神社があります。 室町幕府初代将軍の足利尊氏ゆかりの神社・御所八幡宮です。 元々は、御池堺町西南角御所八幡町にあったそうですが、京都市内の人間ではない私にはそれがどこなのかピンと…
引き続き、過去の梅鑑賞の記録です。 今日は城南宮です。 京都市内には梅の名所がたくさんありますが、この時期になるとネット上でひときわ話題になる場所といえば、城南宮なのではないでしょうか。 境内が広いのでゆっくり見て回るとすると時間が掛かります…
さて今年は、梅の見頃が遅れているようですね。 SNSで調べてみると、例年であれば既に見頃を過ぎているような場所ですら、まだ五分・六分咲き程度だとのこと。 というわけで、今日から数日は、過去の梅鑑賞についてを、自分の備忘録も兼ねてお届けしたい思い…
天満宮といえば菅原道真ですが、京都御所の近くには、徳川家康が祀られている天満宮があります。 それが霊光殿天満宮です。 霊光殿天満宮は、菅原道真と徳川家康が合祀されている珍しい天満宮で、創建自体は平安時代という歴史ある神社でもあります。 霊光殿…
縣神社は、宇治にある神社です。 すぐ近くには観光寺院の平等院などがあるため、観光客にとってはあまり目立たない存在かもしれません。 しかしながら公式ホームページによると、その創建は遅くとも平安時代末期以前に遡る古社であり、『蜻蛉日記』にも藤原…
以前、京都御所の鬼門についてご紹介しました。 \記事は以下からどうぞ!/ 猿ヶ辻は、都の中心である御所を守る鬼門封じです。 しかしながら御所だけでなく、都全体を守るためとして、御所を始点としたその北東には4重の鬼門封じがなされています。 以前…
今年の春期の京都非公開文化財特別公開で上賀茂神社の社家・梅辻家住宅が公開になった際、初めて明神川沿いの社家町を散策しました。 \梅辻家の特別公開レポートについては以下をご覧ください/ その際に上賀茂社家町のシンボルでもあり樹齢500年といわ…
先日初めて大田神社に行ってきました。 大田神社は上賀茂神社の摂社(境外)で、上賀茂神社の東側にある社家町の先にあります。 そんな大田神社ですが、毎年GW前後に話題になるものがあります。 天然記念物であるカキツバタの花です。 今回初めて見に行っ…
上賀茂神社の境外摂社の一つ。 上賀茂神社より東に800メートルほどのところにある。 創建について 祭神 末社(5社) 祭典 天然記念物 創建について 創始年代は不明だが、上賀茂神社よりも先にあの地にあったことがわかっており、上賀茂最古の社でもある。 上…
桜の名所、平野神社編です。 平野神社には、約60種400株もの桜が植樹されています。 それだけの数の桜があるので、珍種も多いそうです。 元々平野神社は臣籍降下した氏族の氏神でもありました。 それもあって、生産繁栄を願うため、各公家伝来の家の標となる…
2月から3月にかけて見頃になる花といえば梅です。 京都にも梅の名所が数多くありますが、その中でも老若男女問わず、訪れたことがあるのは北野天満宮なのではないでしょうか。 梅の花を愛した菅原道真 北野天満宮の梅苑「花の庭」 北野天満宮の梅苑の様子 …
今日は京都三大○○についての投稿です。 京都検定の試験でも何度も出題され、基本的な知識として覚えなければならない京都三大珍鳥居。 珍鳥居とはその名の通り珍しい特徴を持つ鳥居のことですが、京都市内には3つあります。 去年ようやく現地に足を運ぶこと…
京都御苑内にはいくつか神社があります。 厳島神社はその一つです。 創建について 祭神 唐破風鳥居 創建について 平清盛が現在の広島県にあたる安芸の厳島神社を勧請し、のちに清盛の母といわれる祇園女御が合祀されたことに始まります。 この厳島神社が京都…
日本各地には焼物の名産地がありますが、京都の焼物は京焼と呼ばれています。 清水焼が有名ですよね。 焼物のことはよく知らないという方でも、清水焼という名称だけは御存知の方も多いのではないでしょうか? 五条坂はこの清水焼発祥の地だといわれているの…
北野天満宮の史跡:御土居の「もみじ苑」は、紅葉で真っ赤に染まる秋のみならず、新緑の季節にも公開がなされます。 例年の公開期間は桜の見頃終わり~6月後半頃まで。 ゴールデンウィークには夜間のライトアップもあります。 今年は4月8日から6月25日…
夏になると京都の一部の神社では、境内に風鈴を飾り、その風鈴に願い事を書いた短冊を吊るすという催しが行われます。 場所は岡崎の平安神宮や洛西の松尾大社、宇治の正寿院など。 今年も既に各所にて、この風鈴まつりが始まっているようです。 昨年は唯一、…