立華の京都探訪帖

1200年の都を歴史・文化的視点から楽しむ旅記録 ᝰ✍︎꙳⋆

季節の植物

お花ごとにカテゴリー分けもしています

建仁寺塔頭・正伝永源院のつつじが見頃です

織田信長の弟・織田有楽斎ゆかりの正伝永源院で、つつじが見頃を迎えています。 正伝永源院については以下をどうぞ。 正伝永源院は建仁寺の塔頭寺院です。 通常は非公開の寺院で、毎年春と秋に特別公開があります。 以下、写真は昨年のものです。 つつじが楽…

過去のお花見記録(キモノフォレスト編)

ここ数日で過去のお花見記録を付けてきましたが、ようやく今日が最後になります。 今日ご紹介するのは嵐電嵐山駅・はんなりほっこりスクエアにあるキモノフォレストです。 友禅ポールの美しさが映える、桜とのコラボレーションが楽しめる! 嵐山を訪れ、キモ…

過去のお花見記録(真如堂編)

季節外れの暖かさが続き、初夏のような陽気で、あっという間に桜が散ってしまいましたが、もう少しだけ過去のお花見を振り返ります。 今日は真如堂です。 真如堂とは? 正式名称は真正極楽寺。 正真正銘の極楽の地、という意味を込めて名付けられたお寺です…

過去のお花見記録(金戒光明寺編)

昨日、新選組ゆかりの地の桜についてお届けしましたが、今日も引き続き新選組関連の場所の桜をご紹介します。 金戒光明寺です。 京都守護職の本陣・金戒光明寺 新選組のボスである松平容保は京都守護職の任に就いていました。 その本陣がこの金戒光明寺です…

過去のお花見記録(壬生寺・八木邸編)

新選組の歴史の中でも重要な日の一つである文久3年2月23日。 新暦の4月10日にあたります。 この日は、のちに新選組と名乗る浪士組が入京した日。 つまり彼らは桜の季節に江戸から京にやってきたわけです。 入京後、彼らは壬生に拠点を置きました。 新…

過去のお花見記録(二尊院編)

引き続き、今日も過去のお花見を振り返ってみたいと思います。 今回は嵐山・嵯峨野エリアです。 嵯峨野の桜の名所の一つ、二尊院 各所の桜は既に散ってはいるものの、これから見頃になる品種もあるようです。 過去に訪れた時には、総門横の桜も綺麗でした。 …

過去のお花見記録(退蔵院編)

退蔵院は、妙心寺の塔頭寺院です。 そのほとんどが非公開ですが、通年公開されている数少ない塔頭の中でも桜の名所として知られるのが、この退蔵院です。 公式サイトによると、退蔵院の桜も散り始めてはいるものの、まだ楽しめるようです。 有名な余香苑のし…

過去のお花見記録(妙満寺編)

市街地から少し離れた場所にある宝ヶ池エリア。 バスや地下鉄が通っているので決して不便ではないものの、市街地外というだけで拝観客は少なめ。 そのおかげでかなりゆっくり拝観できる妙満寺の桜を、今日はご紹介したいと思います。 雪月花の三名苑の一つ・…

過去のお花見記録(大覚寺編)

市内の桜は見頃が過ぎ、嵯峨野・嵐山エリアでも散り始めているところが大半。 そんな中でも大覚寺は、まだ見頃の場所があるようですね。 境内のどこでもお花見ができる大覚寺 大覚寺は一般拝観エリアが広いこともあり、境内の至るところでお花見ができます。…

過去のお花見記録(醍醐寺編)

本日伏見にある醍醐寺では、豊太閤花見行列が行われました。 豊太閤花見行列とは、豊臣秀吉が行った醍醐の花見にならい、毎年4月の第2日曜日に醍醐寺で行われている恒例行事です。 今年は桜の開花が遅かったので、ここ数年の中では一番桜が楽しめる花見行…

今年も北野天満宮の梅苑「花の庭」が公開中!

2月から3月にかけて見頃になる花といえば梅です。 京都にも梅の名所が数多くありますが、その中でも老若男女問わず、訪れたことがあるのは北野天満宮なのではないでしょうか。 梅の花を愛した菅原道真 北野天満宮の梅苑「花の庭」 北野天満宮の梅苑の様子 …

まるで黄泉の国?美しい東寺の蓮池

蓮の花と言えばお寺に咲いている花、というイメージがあります。 蓮の花の上に座した仏像も多く存在しますよね。 しかしそんな蓮の花も一年中咲いているわけではありません。 見頃になるのは梅雨明け以降。 それゆえお盆にも使われることが多い花です。 今ま…

北野天満宮の史跡・御土居で楽しむ青もみじ

北野天満宮の史跡:御土居の「もみじ苑」は、紅葉で真っ赤に染まる秋のみならず、新緑の季節にも公開がなされます。 例年の公開期間は桜の見頃終わり~6月後半頃まで。 ゴールデンウィークには夜間のライトアップもあります。 今年は4月8日から6月25日…

半夏生の庭園を観に建仁寺塔頭・両足院へ(2023)

今年も2023年6月1日から7月10日までの間、建仁寺塔頭の両足院にて、半夏生の庭園の特別公開が行われました。 両足院には、昨年の夏も訪れています。 とはいえあまりの暑さに耐えられず、早々に退散してしまったため、拝観自体をあまり楽しむことが…

竹内門跡:曼殊院で楽しむ深緑の青もみじ

先日、お里帰りした国宝『黄不動明王像』を観に曼殊院を訪れました。 黄不動さまにお目に掛かることを第一目的として現地へ足を運んだのですが、拝観受付に辿り着くよりも前に、周辺の青もみじが美しいことに気が付きました。 あまりにも美しかったので、今…

智積院では寺紋でもある桔梗が見頃に

今春宝物館がオープンしたばかりの智積院。 真言宗智山派の総本山であり、寺紋は桔梗紋です。 先日、そんな智積院に初めて桔梗を見に行ってきました。 桔梗紋の寺紋をもつ智積院で桔梗を楽しむ 実をいうと参拝の1番の目的は桔梗を見ることではなく、紫陽花…

大覚寺にも半夏生が咲いていました

先日久しぶりに大覚寺を訪れた際、半夏生の花が綺麗に咲いていて驚きました。 自宅に帰って来てから大覚寺さんの公式SNSにも情報がアップされていたのを知ったのですが、まさか大覚寺で半夏生が見られるとは思っておらず非常に得した気分になりました。 半夏…

桔梗の寺、東福寺塔頭:天得院で憩いのひとときを

紅葉や通天橋で有名な東福寺。 この東福寺にも多くの塔頭があります。 その中でも京都屈指の花の寺と言われているのが、この天得院です。 通常は非公開の寺院で、今の時期と秋の年2回、特別公開があります。 方広寺の鐘銘にも関係のあるお寺 公式ホームペー…

紫陽花に囲まれたいなら宇治の三室戸寺がオススメ

京都には紫陽花の名所が沢山あります。 名所と言われる場所でなくとも、毎年この6月になると京都各所の寺社では、鮮やかな色合いの可愛らしい紫陽花を楽しむことが出来ます。 皆さんのお気に入りの場所は何処でしょうか? 私は名所も名所なのですが、三室戸…

妙心寺塔頭・東林院の沙羅の花を愛でる会(2022)

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす でお馴染みの『平家物語』。 諸行無常の響きだとか、盛者必衰の理だとか言われても、正直いまいちピンと来ないしわかりづらい。 学生時代に授業で習った気はするけれど、もう…

まもなく建仁時塔頭の両足院で半夏生の庭園公開が始まります

建仁寺の塔頭、両足院。 伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」を所蔵する寺院としても有名なお寺です。 毎年この時期には半夏生の庭園が特別公開 両足院は通常非公開の塔頭です。 年に数回特別公開が行われており、まもなくこの時期恒例の半夏生の庭園公開が始まります…

平等院の藤とツツジが見頃に!

先日、平等院でのイベントに参加する予定があったので宇治に行ってきました。 今の時期は藤の花が見頃なこともあり、そちらも楽しみにしていました。 イベントが9時前集合だったため、通常の拝観受付開始時間前には現地に到着していたのですが、門の前には…

隠れた?桜の名所・平安神宮の神苑

京都の桜も見頃を過ぎた場所が増えてきました。 遅咲きと言われる仁和寺の御室桜も既に満開を迎え、やはり平年より気温が高い日が続いたこともあって、今年の桜の開花は全国的に早かったようですね。 まだ見頃なところがあるかどうか、ネット上で桜情報を探…

京都の春(2022)を振り返る

4月。春です。春といえば桜です。 京都市内では桜が見頃を迎え、もう散り始めているところも多いようです。 とはいえ大原や仁和寺などこれから見頃を迎える場所もあり、まだまだ春の風物詩を楽しむことが出来ます。 これから京都へ桜見物をご予定の方、もし…