季節の植物
夏に蓮の花が楽しめる寺院はいくつかありますが、今年はそのうちの一つにお邪魔することができました。 妙心寺の近くにある法金剛院です。 法金剛院は、通称「蓮の寺」とも呼ばれているお寺で、関西花の寺第一三番霊場にも選ばれています。 観蓮会の今年の開…
いよいよ紫陽花の季節です。 今年は京都に紫陽花鑑賞に出掛ける予定はありませんが、昨年投稿した過去の紫陽花鑑賞記録にまだ未投稿のものがあったので、今更ながら投稿しておきたいと思います。 今回お届けするのは、伏見区にある藤森神社です。 藤森神社に…
紫陽花で有名な三室戸寺。 今年は巳年ということで宇賀神像があることでも話題になっています。 先日の京都旅行では紫陽花よりも少し前に楽しめる、つつじの花を鑑賞しに行って来ました。 上の写真の看板を見て知ったのですが、紫陽花の数よりもつつじの数の…
引き続き、過去の梅鑑賞の記録です。 今日は城南宮です。 京都市内には梅の名所がたくさんありますが、この時期になるとネット上でひときわ話題になる場所といえば、城南宮なのではないでしょうか。 境内が広いのでゆっくり見て回るとすると時間が掛かります…
昨日に引き続き、過去の梅鑑賞の記録です。 今日は二条城編です。 青空が似合う東大手門。 白壁が映えますね。 二条城にも梅林エリアがあり、場所は本丸御殿の南側です。 二の丸御殿もしくは本丸御殿エリアの見学後、和楽庵や香雲亭がある清流園エリア(二条…
前回の下鴨神社に引き続き、今日は大覚寺の梅の花についてご紹介します。 大覚寺で梅鑑賞が楽しめるのは、大沢の池エリアです。 本堂エリアからの参拝受付(観月台のところ)を過ぎ、奥へと進んでいくと、閼伽堂の隣に宝塔前広場があります。 私はこちらで梅…
さて今年は、梅の見頃が遅れているようですね。 SNSで調べてみると、例年であれば既に見頃を過ぎているような場所ですら、まだ五分・六分咲き程度だとのこと。 というわけで、今日から数日は、過去の梅鑑賞についてを、自分の備忘録も兼ねてお届けしたい思い…
京都には平家ゆかりの場所が沢山あります。 最近の投稿でご紹介した六波羅蜜寺や清盛の別邸跡の若一神社、清盛が創建した三十三間堂等々。 清盛の娘にゆかりのある長楽寺や寂光院などもあり、全てを挙げようとすると長いリストになってしまいます。 今回はそ…
今日は紫陽花めぐり最終回・大報恩寺(千本釈迦堂)編です。 大報恩寺は通称・千本釈迦堂ともいい、地元の方には通称の方で親しまれているお寺です。 北野天満宮からほど近く、東門から約5分~10程東に歩くとたどり着きます。 国宝の本殿は鎌倉初期の遺構…
今日は紫陽花めぐり・智積院編です。 比較的ゆっくりと拝観できる智積院 すぐ近くには三十三間堂や京都国立博物館があるため、かなり人の多いエリアですが、智積院はそこまで人も多く無く、比較的ゆったりと楽しめる寺院なのではないかと思っています。 金堂…
今月京都に出掛けられたら、紫陽花めぐりをしようと思っていました。 残念ながら叶わなかったので、去年の振り返りを兼ねて今日から3日間、備忘録として記録を残しておきたいと思います。 紫陽花めぐりの箇所は、知恩院・智積院・大報恩寺です。 知恩院の紫…
先日の記事関連の投稿です。 先日大覚寺に新しくできた名古曽橋を見に行ったのですが、橋の下に睡蓮が咲いていました。 写真の橋が名古曽橋です。 お恥ずかしながら、これは睡蓮だと言われたので「ああ、そうなんだ」とわかりました。 知識がないので、もし…
先日初めて大田神社に行ってきました。 大田神社は上賀茂神社の摂社(境外)で、上賀茂神社の東側にある社家町の先にあります。 そんな大田神社ですが、毎年GW前後に話題になるものがあります。 天然記念物であるカキツバタの花です。 今回初めて見に行っ…
織田信長の弟・織田有楽斎ゆかりの正伝永源院で、つつじが見頃を迎えています。 正伝永源院については以下をどうぞ。 正伝永源院は建仁寺の塔頭寺院です。 通常は非公開の寺院で、毎年春と秋に特別公開があります。 以下、写真は昨年のものです。 つつじが楽…
ここ数日で過去のお花見記録を付けてきましたが、ようやく今日が最後になります。 今日ご紹介するのは嵐電嵐山駅・はんなりほっこりスクエアにあるキモノフォレストです。 友禅ポールの美しさが映える、桜とのコラボレーションが楽しめる! 嵐山を訪れ、キモ…
季節外れの暖かさが続き、初夏のような陽気で、あっという間に桜が散ってしまいましたが、もう少しだけ過去のお花見を振り返ります。 今日は真如堂です。 真如堂とは? 正式名称は真正極楽寺。 正真正銘の極楽の地、という意味を込めて名付けられたお寺です…
昨日、新選組ゆかりの地の桜についてお届けしましたが、今日も引き続き新選組関連の場所の桜をご紹介します。 金戒光明寺です。 京都守護職の本陣・金戒光明寺 新選組のボスである松平容保は京都守護職の任に就いていました。 その本陣がこの金戒光明寺です…
新選組の歴史の中でも重要な日の一つである文久3年2月23日。 新暦の4月10日にあたります。 この日は、のちに新選組と名乗る浪士組が入京した日。 つまり彼らは桜の季節に江戸から京にやってきたわけです。 入京後、彼らは壬生に拠点を置きました。 新…
引き続き、今日も過去のお花見を振り返ってみたいと思います。 今回は嵐山・嵯峨野エリアです。 嵯峨野の桜の名所の一つ、二尊院 各所の桜は既に散ってはいるものの、これから見頃になる品種もあるようです。 過去に訪れた時には、総門横の桜も綺麗でした。 …
退蔵院は、妙心寺の塔頭寺院です。 そのほとんどが非公開ですが、通年公開されている数少ない塔頭の中でも桜の名所として知られるのが、この退蔵院です。 公式サイトによると、退蔵院の桜も散り始めてはいるものの、まだ楽しめるようです。 有名な余香苑のし…
市街地から少し離れた場所にある宝ヶ池エリア。 バスや地下鉄が通っているので決して不便ではないものの、市街地外というだけで拝観客は少なめ。 そのおかげでかなりゆっくり拝観できる妙満寺の桜を、今日はご紹介したいと思います。 雪月花の三名苑の一つ・…
市内の桜は見頃が過ぎ、嵯峨野・嵐山エリアでも散り始めているところが大半。 そんな中でも大覚寺は、まだ見頃の場所があるようですね。 境内のどこでもお花見ができる大覚寺 大覚寺は一般拝観エリアが広いこともあり、境内の至るところでお花見ができます。…
本日伏見にある醍醐寺では、豊太閤花見行列が行われました。 豊太閤花見行列とは、豊臣秀吉が行った醍醐の花見にならい、毎年4月の第2日曜日に醍醐寺で行われている恒例行事です。 今年は桜の開花が遅かったので、ここ数年の中では一番桜が楽しめる花見行…
2月から3月にかけて見頃になる花といえば梅です。 京都にも梅の名所が数多くありますが、その中でも老若男女問わず、訪れたことがあるのは北野天満宮なのではないでしょうか。 梅の花を愛した菅原道真 北野天満宮の梅苑「花の庭」 北野天満宮の梅苑の様子 …
蓮の花と言えばお寺に咲いている花、というイメージがあります。 蓮の花の上に座した仏像も多く存在しますよね。 しかしそんな蓮の花も一年中咲いているわけではありません。 見頃になるのは梅雨明け以降。 それゆえお盆にも使われることが多い花です。 今ま…
北野天満宮の史跡:御土居の「もみじ苑」は、紅葉で真っ赤に染まる秋のみならず、新緑の季節にも公開がなされます。 例年の公開期間は桜の見頃終わり~6月後半頃まで。 ゴールデンウィークには夜間のライトアップもあります。 今年は4月8日から6月25日…
今年も2023年6月1日から7月10日までの間、建仁寺塔頭の両足院にて、半夏生の庭園の特別公開が行われました。 両足院には、昨年の夏も訪れています。 とはいえあまりの暑さに耐えられず、早々に退散してしまったため、拝観自体をあまり楽しむことが…
先日、お里帰りした国宝『黄不動明王像』を観に曼殊院を訪れました。 黄不動さまにお目に掛かることを第一目的として現地へ足を運んだのですが、拝観受付に辿り着くよりも前に、周辺の青もみじが美しいことに気が付きました。 あまりにも美しかったので、今…
今春宝物館がオープンしたばかりの智積院。 真言宗智山派の総本山であり、寺紋は桔梗紋です。 先日、そんな智積院に初めて桔梗を見に行ってきました。 桔梗紋の寺紋をもつ智積院で桔梗を楽しむ 実をいうと参拝の1番の目的は桔梗を見ることではなく、紫陽花…
先日久しぶりに大覚寺を訪れた際、半夏生の花が綺麗に咲いていて驚きました。 自宅に帰って来てから大覚寺さんの公式SNSにも情報がアップされていたのを知ったのですが、まさか大覚寺で半夏生が見られるとは思っておらず非常に得した気分になりました。 半夏…