立華の京都探訪帖

1200年の都を歴史・文化的視点から楽しむ旅記録 ᝰ✍︎꙳⋆

今年も北野天満宮の梅苑「花の庭」が公開中!

 

2月から3月にかけて見頃になる花といえば梅です。

京都にも梅の名所が数多くありますが、その中でも老若男女問わず、訪れたことがあるのは北野天満宮なのではないでしょうか。

 

 

梅の花を愛した菅原道真

北野天満宮の御祭神が菅原道真であることは有名ですが、その道真公は梅の花をこよなく愛していたといいます。

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北野天満宮の楼門には、季節に合わせて道真公が詠んだ歌が飾られますが、梅の季節に飾られるのは有名なあの歌です。

 

「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」

 

この歌は、道真公が太宰府に左遷させられる際、自宅にあった梅の木を眺めながら詠んだ歌だと言われています。

(面白い記事がありましたので、興味のある方はあわせて以下をご覧ください)

 

北野天満宮の梅苑「花の庭」

2022年。

北野天満宮の梅苑は、「花の庭」という名前の庭園として生まれ変わりました。

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(詳しくは以下をどうぞ)

 

北野天満宮の梅苑の様子

以下の写真は過去のものになりますが、参考程度にご覧ください。

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昔は参道沿いに臨時の受付が出来ていましたが、今もそうなのでしょうか?

余談ですが、久しぶりにこの写真を目にしたら、昔の入苑料が今の半額近かったことに気が付いてしまいました…。

(見なかったことにしてください)

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数年前に訪れた際は見頃よりも大分前の時期だったので、つぼみもたくさんありました。

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桃色も可愛いですが、個人的には白が好きです。

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御土居のあたりにもちらほらと咲いていました。

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入苑券には茶菓子が付いている!

梅苑の入苑料には茶菓子代が含まれています。

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花の庭の梅を存分に楽しんだ後には、茶菓子と甘茶をいただいてほっとひといき。

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上の写真は過去のものですので、現在は別のものになっている場合があります。

ご了承くださいませ。

 

さいごに

北野天満宮の公式サイトによると、梅の花の開花は既に散り始めになっているとのこと。

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梅苑の公開は3月下旬までですが、もうまもなく閉園になるのではないかと思います。

気になる方はどうぞお早めにお出かけください。