立華の京都探訪帖

1200年の都を歴史・文化的視点から楽しむ旅記録 ᝰ✍︎꙳⋆

智積院では寺紋でもある桔梗が見頃に

 

今春宝物館がオープンしたばかりの智積院

真言宗智山派の総本山であり、寺紋は桔梗紋です。

先日、そんな智積院に初めて桔梗を見に行ってきました。

 

桔梗紋の寺紋をもつ智積院で桔梗を楽しむ

実をいうと参拝の1番の目的は桔梗を見ることではなく、紫陽花を見ることでした。

それゆえ智積院で桔梗が見られるとは思っていなかったのですが、紫陽花が咲いているという場所に辿り着くよりも前に、ずらりと並んだ桔梗たちにお目に掛かることになりました。

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入口(総門とは別)を通り、智積院の中心的建物:金堂に向かって歩いていくと参道の両脇に咲いているのがその桔梗の花たちです。

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淡い紫もきれいですね。

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こちらは他よりも少し濃いめに見えました。

光の加減でしょうか。

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境内が広く緑も多いので、桔梗や紫陽花などのお花以外も楽しめそうでした。

奥に見える緑は少し紅葉しているように見えますが、そんなグラデーションも楽しめる場所になっています。

建造物や宝物館以外も楽しめる見どころたくさんの場所を訪れると、つい時が経つのを忘れてしまいそうです。

 

さいごに

京都市内で桔梗を楽しめる場所は、名所といわれる東福寺の天得院や、紫式部ゆかりの地である盧山寺などの有名どころだけではありません。

智積院のように特に宣伝されることもなく当たり前のように、ある意味ひっそりと、それゆえ伸び伸びと咲いている場所もあります。

どちらを選んでどのようにその花を楽しむかは、自分次第というわけですね。

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