立華の京都探訪帖

1200年の都を歴史・文化的視点から楽しむ旅記録 ᝰ✍︎꙳⋆

過去のお花見記録(二尊院編)

 

引き続き、今日も過去のお花見を振り返ってみたいと思います。

今回は嵐山・嵯峨野エリアです。

 

嵯峨野の桜の名所の一つ、二尊院

各所の桜は既に散ってはいるものの、これから見頃になる品種もあるようです。

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過去に訪れた時には、総門横の桜も綺麗でした。

 

二尊院といえばの紅葉の馬場は、桜も楽しめる

秋は真っ赤に染まる紅葉の馬場も、春は桜の馬場に。

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時間によっては貸し切りで、この景色を楽しむことが出来るかも?

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桜の馬場の景色も美しいですが、私が一番好きなのはやはり境内の桜です。

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本堂から見た勅使門です。

ここに座って境内の様子を眺めていると、いつも時間の流れが遅くなったような不思議な感覚になります。

まるで田舎の実家に帰ってきたかのような安心感も。

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ここにしかないと言われる二尊院普賢象桜。

説明によると五摂家の一つである鷹司家から賜ったものだとのこと。

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一般的な桜より随分とボリュームがあるのだなと思っていたら、花弁が150~160枚あるそうです。

薄い桃色と濃い桃色が混じっているものも多くあって、可愛らしい印象を受けました。

こちらの桜は開花が遅いので、これからの時期に楽しめるようです。

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本堂横の花手水も楽しむのもお忘れなく。

 

さいごに

二尊院の桜は、紅葉の季節に比べると落ち着いて楽しめるのではないかと思います。

二尊院普賢象桜が見頃になるのは、4月中旬から下旬だそうです。

一般的な桜のシーズンの後、ゴールデンウィーク前の比較的観光客が少ない時期だと思うので、その季節に嵐山エリアを訪れる予定のある方には、是非二尊院に足を運んでいただきたいです。