秋の京都観光の目的と言えば、紅葉一択の方も多いことでしょう。
青空に映える紅葉はそのコントラストがとても美しいですし、曇り空の下で見る紅葉もまた渋さがあって、冬に向けて色褪せつつあるこの季節らしい苔との調和を楽しむことも出来ます。
では夜はどうでしょうか?
秋の京都観光の際には必ず、夜のライトアップも見に出掛けているという方も多いかもしれません。
今年もさまざまな寺社で夜の特別拝観を兼ねたライトアップが行われます。
今日の投稿では、私が今まで参加したことのある夜間特別拝観をまとめてみました。
東寺
京都旅行の際には、京都駅周辺にご宿泊される方がほとんどかもしれません。
そんな方には一番気軽にライトアップ鑑賞が出来るのが、こちらの東寺。
東寺は京都駅の八条口から徒歩圏内ですので、夕食後の散歩がてらにふらっと近場へ出掛けたいという方にもオススメの場所です。
知恩院
続いて知恩院です。
知恩院は、夕方まで河原町の繁華街や祇園エリアの観光を楽しんでいた方にとっては近場の場所であるため、そういった方にオススメ出来る場所かと思います。
また知恩院のライトアップ夜間特別拝観は、ただただライトアップを楽しむだけでは無く、僧侶の方々による法話や特別ツアーなども企画されています。
夜景だけで無く、よりお寺の特別拝観を楽しみたい方にオススメ出来るライトアップ箇所です。
高台寺
今の高台寺のライトアップと言えば、プロジェクションマッピングが有名なのでしょうか?
私が高台寺の秋のライトアップに初めてお邪魔した頃は、まだそういった演出が始まったばかりの頃だったように思います。
そこまで人も多く無く、ゆっくりライトアップを楽しむことが出来たのですが、今はもう混雑必至かな?
高台寺は、秋の夜長だけでなく春の夜のライトアップでも人気なお寺ですね。
圓徳院
さて、続いては高台寺のお隣の圓徳院です。
高台寺のライトアップはいつも賑わっていますが、圓徳院のライトアップは比較的ゆっくり楽しめるのでは無いかと思います。
ただ小堀遠州が手を加えたという圓徳院の枯山水庭園は本当に美しいので、土日祝の夜は混み合うかも?
平日の夜であれば、その美しさを独り占め出来る時間帯もあるかもしれません。
随心院
私が初めてライトアップにお邪魔したのはもう5年以上前になります。
当時は折角のライトアップが勿体無いほどガラガラで、独り占めに近いほど満喫できた随心院。
ここ数年は美しい切り絵御朱印の人気もあってか混雑しつつあります。
とは言え、東寺や永観堂などの混雑に比べて見れば比ではないのかな?
秋の夜長を実感出来るほど、時の流れをゆったりと感じることができるかもしれません。
是非一度足を運んでみてください。
大覚寺
嵯峨野、大覚寺。
刀剣:膝丸ゆかりのお寺として若い世代にも 大変人気のある大覚寺でも、秋の夜長にはライトアップが行われます。
大沢池の周りが美しくライトアップされ、平日ですと比較的ゆっくり池の周りを散歩できるかもしれません。
賑わう市中を離れ、のどかな自然の中で秋のライトアップを楽しむことができます。
永観堂
ライトアップ効果により、元より赤い紅葉がなおさら燃え上がるような赤色に。
昼間混雑、夜も大混雑を避けられない場所ですのでお出掛けの際は十分な覚悟を持ってお出掛けください。
大変な混雑振りには疲れてしまいますが、一見の価値ありだと思います。
その他
上記の他にも紅葉の名所として人気な観光寺院では、ライトアップが行われます。
以下はその例です。
瑠璃光院
宝泉院
鹿王院(人数限定)など
東福寺や建仁寺、平等院や宇治川対岸にある興聖寺などは事前予約制の夜間拝観を行っているようです。
詳しい情報は以下またはその他公式ホームページなどをご確認の上、お出掛けくださいませ。
二条城や平安神宮でもライトアップが楽しめます。
主催は、最早京都のライトアップイベントではお馴染みとなっているNAKED。
詳しくは公式ホームページより、情報をご確認ください。
さいごに
去年、一昨年と秋の京都に足を運んでいますが、近年の私は夜のライトアップ特別拝観に出掛けることが、皆無と言って良いほど無くなってしまいました。
理由は「寒いし混んでいるから」です。
最後に楽しんだのは、恐らく2018年だったかと思います。
あとは昼間に出掛けたところに、わざわざライトアップを見るために再度出掛けようとは思えないからです(笑)
というわけで今回私がお届けした情報(体感した混雑度合)は少し古いものになっている可能性もあります。
皆さまがお出掛けされる際には必ず事前に情報をお調べになってから、現地へ足を運んでくださいね。