別途、既に投稿済みのニュースもありますが、京都新聞2月の時事について気になるものをまとめました。
2月5日
四条河原町の繁華街のあたりには伊藤若冲ゆかりの寺院・宝蔵寺があります。
その宝蔵寺で若冲の弟が描いた絵画が初公開されました。
若冲の弟は、兄の代わりに実家の青物問屋を継ぎましたが、若冲だけでなく弟も絵を描く人だったとは知らなかったので驚きました。
今回は観に行けなかったので、今度またその機会があることを願っています。
2月7日
今年の大河ドラマ『光る君へ』には藤原公任が登場していますが、彼が詠んだ歌「滝の音は~」は、嵯峨野・大覚寺の境内にある名古曽滝について詠んだものです。
現在の名古曽滝は跡地でしかありませんが、その名古曽滝にちなんだ橋が新たに大覚寺に作られたようです。
大奥のロケ地でも話題の大覚寺、しばらくは混みあっているかもしれませんが、落ち着いたら出掛けてみようと思います。
2月9日
佐波賀(さばか)だいこんは現存する京の伝統野菜・38品目のうちの一つです。
舞鶴市内では1950年代まで広く生産されていたものの生産が途絶え、2010年から地元の農家さんが復活させたそうです。
京都府外の人間にとっては馴染みのない「佐波賀だいこん」の名前ですが、今回このニュースを見たことでその存在を改めて認識することができました。
2月15日
嵐山にかつての観光名所を復活させる動きがあるようです。
歌枕としても知られる「戸無瀬の滝」を復活させるため、大堰川に石碑が設置されたそうです。
藤原定家の息子・為家もこの滝の歌を詠んだとのこと。
今後どうなっていくのか楽しみですね。
2月16日
大分前から話題になっていた映画村の改装についてのニュースです。
全ての改装が終わるまで完全にクローズするのではなく、営業を続けながら少しずつ改装されるそうで、その点はファンにとってはとても嬉しいですよね。
新しく作られる温浴施設は私も気になっているので、どのような内装・外装の施設が出来るのか本当に楽しみです。
2023年度の京都府暫定登録文化財が新たに39件追加されたそうです。
記事にも書かれていますが、丹後ちりめんは1720年代前半に発祥したとのことで、今回新たに追加されたものの中には、発祥当初の丹後ちりめんの取引記録が含まれているとのこと。
文献記録の中では最古だそうですから、登録されて当然と言ったところなのでしょうね。
2月27日
観光客に大人気の祇園。
そんな祇園のお稲荷さんとして親しまれる辰巳大明神の鳥居が新調されたようです。
近年の老朽化により倒れ掛かっていた前の鳥居が建てられたのは、1970年だとのこと。
たまにはお参りに出掛けたいと思うのですが、観光客のあまりの多さについ足が遠のいてしまいます。