ついに昨年の9月末でバス一日乗車券の販売が終了しました。
オーバーツーリズム対策、そして市バス・市営地下鉄の経営悪化によるものだとのことですが、残念に思っている方も多いかと思います。
上記の記事を読むと、バス一日券を廃止することで地下鉄は2億円以上も増収する見込みがあるとのこと。
深刻な財政難である市営地下鉄を救うことになるならばバス一日券の廃止も致し方ないとイチ観光客の私は思わざるを得ないのですが、どうやら京都市民の方からも残念だという声が多いようですね。
非常に残念な決定ではありますが、一方で新しいサービスも始まっています。
私も今後はこのサービスの恩恵にあずかろうと思ってはみたものの、どうやらこちらは京都市民の方などかなり頻繁に市バスや地下鉄を使う方向け。
いわゆる数日間のみ京都市に滞在するような観光客は対象外のサービスでした。
今まで使った一日券を並べてみました
お得なバスチケットが廃止ということで、今まで利用してきたチケットを並べてみることにしました。
私が京都に通い始めたのは2015年の秋。
当初はお得な地下鉄券の存在は知らなかったですし、そもそも地下鉄の路線がどのようになっているかもまったくわからなかったので、地下鉄を利用することもなく、バス一日券のみの利用でした。
前は不定期でバス一日券のデザインが変わっていたので、それも京都観光の楽しみの一つになっていました。
何ヶ月も京都に行かない時期もありましたのであまりデザインの種類は多くないのですが、私が持っているものだけでもこれだけありました。
一般的なデザイン。
鉄道博物館がオープンした頃のもの。
京都観光一日券と今は無き二日券も。
こちらは最近のもの。
ついでにバスチケット以外も並べてみました。
2021年秋に販売が終了したトラフィカ京カードは何年もずっとその存在を知らずにいたので、利用したのはこの2枚だけでした。
最後の駆け込み利用でした。
私も近年はほぼ地下鉄ユーザーになっていまして、バス一日券を買っても2回しか乗らないなんてこともあったので、乗継割のあるトラフィカ京カードにはもっと早く出会いたかったです。
さいごに
京都観光においては公共交通機関のお得なチケットがいくつかあります。
観光客としては非常にありがたいサービスですし、一日の移動が多い私のような人間にとっては少しでも安いに越したことはないのですが、何より市バスも市営地下鉄も無くなっては困ります。
京都市民の方の足ですから無くなるということは無いとは思うのですが、それでもそれらの交通機関をいつも利用させていただいているイチ観光客の身としましては、経営が悪化ということであれば喜んで値上げなどを受け入れるつもりでいます。
好きで現地に足を運んでいるわけですから、やはり観光客はどんどん現地にお金を落とすべきだと私は思っています。
それはさておき、バス一日券には本当に感謝しても感謝しきれないほどお世話になりました。
今後は経費削減のためにもあまり行われなくなっていくのかもしれませんが、個人的にはお得なチケットのデザイン変更も非常に楽しみにしているので、是非続けていただけたら嬉しいなと願っています。