立華の京都探訪帖

1200年の都を歴史・文化的視点から楽しむ旅記録 ᝰ✍︎꙳⋆

京都市指定文化財への答申5件について(1/16京都新聞記事より)

 

1月16日の京都新聞の記事に以下のものがありました。

指定文化財への答申が15日に行われたとのことです。

今回答申された5件のうち1件はこの目で拝見したことがあるものだったので、こちらの記事が気になった次第です。

 

木像細川勝元坐像は京の夏の旅2022で拝見!

京の夏の旅2022では龍安寺の仏殿と西の庭が公開され、木像細川勝元坐像はその西の庭にある細川廟に安置されています。

(拝観レポートは以下をご覧ください)

こういったことがあると「あの時にちゃんと写真に収めておけばよかった…」と思うことがあるのですが、今回も例にもれず、坐像の写真を撮り忘れておりました。

(そもそも内部は撮影可能だと思っていなかったので)

龍安寺公式ホームページによると藤原種久という人が作ったそうですね。

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指定が決定されたら、またお目に掛かる機会を作っていただけたらいいなと思っています。

 

さいごに

東山の泉涌寺からは絹本著色蝦蟇鉄拐図が答申されています。

江戸時代、狩野派が江戸に移る中で京都に残り、京狩野として活躍した:狩野山楽の子・山雪が描いた作品です。

京都国立博物館では顔輝の蝦蟇鉄拐図を拝見したことがありますが、山雪のものはお目に掛かったことがないので、そちらもいつかその機会があればと思っています。