京都には紫陽花の名所が沢山あります。
名所と言われる場所でなくとも、毎年この6月になると京都各所の寺社では、鮮やかな色合いの可愛らしい紫陽花を楽しむことが出来ます。
皆さんのお気に入りの場所は何処でしょうか?
私は名所も名所なのですが、三室戸寺の紫陽花が一番好きです。
その三室戸寺は一体どこにある?
三室戸寺は、『源氏物語』の「宇治十帖」にもその描写があると言われている、歴史あるお寺です。
境内には「宇治十帖」ゆかりの石碑などもあり、源氏物語ファンにも人気の場所となっているようです。
あじさい園は現在既に公開中
毎年この季節に開園するあじさい園ですが、既に公開が始まっています。
今年の公開は、6/1(木)から7/9(日)までです。
あじさい園ですので、さまざまな色合いのあじさいを楽しむことが出来ます。
淡い色も素敵ですね。
紫と黄が混ざっているところもありました。
これは甘茶でしょうか。
今回調べて初めて知ったのですが、甘茶はアジサイ科なのだそうです。
甘茶は紫陽花の仲間だったんですね。
見比べてみると確かに似ていますが、今まで全く気が付きませんでした。
白い紫陽花も凛として綺麗でした。
こちらは、ちょうど柵の真横に咲いていた紫陽花です。
光の下で華やかに悠々と咲く紫陽花も美しいですが、窮屈な環境下でも必死に咲く姿はまた違った味わいがありました。
数年前に話題になったハート型の紫陽花です。
見つけると幸せになれるとか、恋愛運が上がるなどと言われていたような気がしますがそれはともかくとして、確かにこれは可愛らしい。
つい見惚れてしまいますね。
あじさい園の中には茶屋もありますので、散策・鑑賞の途中にいかがでしょうか。
可愛らしい見た目のかき氷( 白蜜のあじさい氷 / 2018.06 )を注文したのですが、元々訪れたのが雨の日だったので少し肌寒く、食べ終わる頃には体が冷え切ってしまいました。
天候にはご注意ください。
さいごに
あじさい園が有名な三室戸寺ですが、見どころはあじさいだけではありません。
ハスの花も有名で、毎年7月にはそれに関するイベントもあります。
私のこの参拝のときは時間がなく、あじさい園のみの拝観となってしまいましたが、またゆっくりお邪魔したいと思っています。
あじさい園は、土日のみライトアップも行われておりますので、気になる方は詳しい日程を公式サイトでご確認の上、足を運んでみてください。