既に会期を終えていますが、京都国立博物館では、先月末頃まで雪舟に関する特別展が開かれていました。
有名かつ大変な人気を誇る雪舟の特別展ということで、会期前から話題になっていたとは思うのですが、ゴールデンウィーク明けの平日午後でも大層な混み具合だったので、私が考えていた以上に世の関心を集めていた展覧会だったのだなと感じました。
特別展では恒例?の大パネル
正面入口の壁には、雪舟展の大パネルが飾られていました。
いつもこちらに展示される大パネルを目にすると、特別展に来た!という感じがします。
特別展の感想
一か月以上前のことになるので、一つ一つの作品に関する記憶はほぼ無いのですが、美術素人の私でも知っている雪舟と言えば!の有名どころを拝見することができたのは、本当に嬉しかったです。
第一章である一部屋目には国宝がズラリ。
天橋立図(国宝)は、恐らく数年前の京博開館120周年の際の国宝展でも拝見したと思うのですが、当時はそこまで美術品に興味が無く、正直なところ見た記憶がないので、今回ゆっくりと拝見してきました。
私は雪舟の作品の中では『慧可断臂図』がとても好きなので、同じく国宝である実物にお目に掛かれた点も良かったです。
その他の感想としましては、やはり狩野派の作品が多いなという印象で、長谷川等伯や尾形光琳、伊藤若冲や円山応挙などの有名どころをはじめとして、酒井抱一や山口雪渓の作品にもお目に掛かることができたので、美術素人の私でも存分に楽しむことができた展覧会だったと思います。
豊富な限定グッズの中からお気に入りを厳選
毎度のことながら、特別展では物凄い数の限定グッズが発売されます。
そのせいもあっていつも買い過ぎてしまうのですが、最近は本当に気に入ったものだけを厳選して持ち帰ってくるようにしています。
今回購入したのは、
・ポストカード
・スタンプ
・キャンディ入りポーチ
の3点です。
お気に入りは『慧可断臂図』のポーチです。
好きな美術作品がグッズになるのは嬉しいですね。
さいごに
京都検定の勉強の過程で琳派の芸術家たちの存在も学んでいることもあり、最近は昔よりもさまざまな美術展を楽しむことができています。
もちろん各々の作品の知識を事前に頭に入れてから実物を見る方がより楽しめるのですが、作者を知っているというだけでも楽しめる点は十分にあると思っています。
<特別展>
『雪舟伝説ー「画聖(カリスマ)」の誕生ー』
(2024/04/13~2024/05/26)
会場:平成知新館
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